弊部4年生ジャセム・アルシャアラー(写真中央)が
東海大学新聞に取り上げられました。
以下、東海大学新聞より抜粋します。
サウジアラビアで公式試験飛行
ソーラー飛行機が大空へ!
工学部の国際プロジェクト「ソーラー無人飛行機プロジェクト」
の学生メンバー4人が、5月29日から6月9日まで
サウジアラビアのキング・アブドゥルアジーズ大学(KAU)を訪問。
今年3月に現地でKAUの学生とともに制作に取り組んだソーラー飛行機
「サン・ファルコン1」の公式飛行を6日と7日に実施し
見事に成功させた。
学生たちは、航空宇宙学科の福田紘大講師と情報教育センターの新井啓之講師
とともに現地へ。
到着翌日から、前回未完成のまま帰国せざるを得なかった機体の制作と調整に励んだ。
試験飛行当日はKAUの学長をはじめ、後から駆けつけた工学部の平岡克己学部長や
木村英樹教授(電気電子工学科)も列席。
全員の見守る中、機体は静かに離陸し約2分間のフライトを成功させた。
微調整などを経て迎えた翌日も、バッテリーの電力をほとんど使わずに
約5分間のフライトに成功。
ソーラーパワーによる飛行が可能なことを証明した。
今回参加したメンバーの一人、ジャセム・アルシャアラーさん(電気電子工学科4年)は、
「期待が大空を飛ぶ姿を見て、言葉にできないほど感動しました」と振り返る。
同機は無線で遠隔操作操縦するタイプ。
今後は日本で同型機のデータを集め、
最終的には無人のソーラー飛行機を完成させることを目標としている。
50℃に迫る暑さの中、KAUのキャンパス内の写真
大空を舞う「サン・ファルコン1」
ボクシング部では、彼はセムの愛称で呼ばれています。
学業とクラブ活動を両立させ、立派な成果を上げてくれました。
セムの努力とひたむきな心に、心から拍手したいと思います。
さて、9月16日から19日まで旧体育塾において夏季合宿が行われます。
皆様におかれましては、変わらぬご指導、ご鞭撻、
よろしくお願いいたします。